今回は、麻布十番と新宿の2店舗で展開されている、美容鍼灸サロン「麻布ハリーク」の代表、岡本真理さんにお話をお伺いします。鍼灸専門学校の非常勤講師としても活躍されている岡本さんから、健康に関するアドバイス等を色々とお聞きしたいと思います。
スタッフ(以下S):
先生、本日はよろしくお願いします。早速ですが、先生が鍼灸の世界に入られたきっかけを教えて頂けますか?
岡本さん:
わかりました、きっかけですね!話長いですよ~(笑)
わかりました、きっかけですね!話長いですよ~(笑)
私、元々、12歳から21歳くらいまでアメリカやカナダで乗馬留学をしていまして、オリンピックを目指して日本代表で乗馬の競技をやっていたのですが。
S:そうだったのですね!
岡本さん:
ある時に馬が故障をしてしまって、国際試合に出られなくなってしまいまして・・・乗馬の世界って、基本的には人と馬はずっと同じパートナーで、競馬のように他の違う馬に色々と乗るようなのとは少し違うので、まず馬の故障を治さないと、という事で、色々な西洋医学の病院に行って手術もして、大学病院で新しい治療法なども試したりして、約3年くらいリハビリをしたのですが、なかなか良くならなくて。それである時に、1人の獣医さんが、「鍼(はり)をやってみないか?」と言われて。私自身、その時はあまり鍼灸は馴染みがなく、効くのか疑いを持っていたくらいなのですが、もう実験台でも何でも治ってくれればという思いで鍼を受けたら、2回くらいで治ってしまって。
ある時に馬が故障をしてしまって、国際試合に出られなくなってしまいまして・・・乗馬の世界って、基本的には人と馬はずっと同じパートナーで、競馬のように他の違う馬に色々と乗るようなのとは少し違うので、まず馬の故障を治さないと、という事で、色々な西洋医学の病院に行って手術もして、大学病院で新しい治療法なども試したりして、約3年くらいリハビリをしたのですが、なかなか良くならなくて。それである時に、1人の獣医さんが、「鍼(はり)をやってみないか?」と言われて。私自身、その時はあまり鍼灸は馴染みがなく、効くのか疑いを持っていたくらいなのですが、もう実験台でも何でも治ってくれればという思いで鍼を受けたら、2回くらいで治ってしまって。
S:すごいですね。
岡本さん:
そうなんです。だから第3者として馬が治るのを間近で見て、すごいなと感じました。普通、自分などの人が鍼を受けたら、言葉が通じるので「良くなったかも・・・」という場合もあるかと思うのですが、馬とか動物って話す事は出来ないから、治るか治らないかって、走れるか走れないかでハッキリするじゃないですか。なので、その“治ったという事実”がハッキリとわかって、それで、「なんで効くのだろう?」と思ったのが、鍼灸の世界に入るきっかけになりました。
そうなんです。だから第3者として馬が治るのを間近で見て、すごいなと感じました。普通、自分などの人が鍼を受けたら、言葉が通じるので「良くなったかも・・・」という場合もあるかと思うのですが、馬とか動物って話す事は出来ないから、治るか治らないかって、走れるか走れないかでハッキリするじゃないですか。なので、その“治ったという事実”がハッキリとわかって、それで、「なんで効くのだろう?」と思ったのが、鍼灸の世界に入るきっかけになりました。
S:多くの鍼灸師の方って、自分自身が患者として鍼灸を経験されて、この世界に入られる場合がありますが、先生の場合は、第三者として鍼灸の凄さを経験されたのですね。
岡本さん:
そうですね。それで、鍼灸を学びたいと思い、アメリカの大学を卒業して早々に日本に帰ってきて鍼灸の専門学校に行きました。
そうですね。それで、鍼灸を学びたいと思い、アメリカの大学を卒業して早々に日本に帰ってきて鍼灸の専門学校に行きました。
S:すごい人生変わりましたね!
岡本さん:
本当ですよね!(笑) その獣医さんと鍼が人生を変えてくれましたね。でも、アメリカでは鍼灸って新しい治療でとても前向きなイメージがあったのですが、日本に帰ってきて鍼灸学校に入ってみたら、アメリカのような前向きなイメージを感じられなくて・・・。それで、鍼灸の全体のイメージも変えたいな~と思ったのも、学生の頃でした。
鍼灸を美容に役立てたい
本当ですよね!(笑) その獣医さんと鍼が人生を変えてくれましたね。でも、アメリカでは鍼灸って新しい治療でとても前向きなイメージがあったのですが、日本に帰ってきて鍼灸学校に入ってみたら、アメリカのような前向きなイメージを感じられなくて・・・。それで、鍼灸の全体のイメージも変えたいな~と思ったのも、学生の頃でした。
麻布ハリークのエントランス。治療院は麻布十番駅から徒歩0分(30秒)の好立地にある。 |
鍼灸を美容に役立てたい
S:確かに、アメリカやヨーロッパの人達の方が鍼灸に良いイメージを持っていたりしますよね。日本だと少し古臭いイメージを持っている人が多かったりしますし。
先生は修業はどこでされたのですか?
岡本さん:
渋谷にある治療院で、すごくカリスマな先生がいて有名な治療院がありまして、そこで2年くらい研修をさせて頂きました。もうその治療院がすごく忙しくて。1日に50人の患者さんを診るんですよ!それも1人で。
渋谷にある治療院で、すごくカリスマな先生がいて有名な治療院がありまして、そこで2年くらい研修をさせて頂きました。もうその治療院がすごく忙しくて。1日に50人の患者さんを診るんですよ!それも1人で。
S:すごいですね。そんな忙しい治療院って聞いたことが無いですよ。
岡本さん:
本当に忙しくて大変だったんですが、でも先生が仰っていたのは「もっと上を目指すのであれば、忙しい治療院で修行しておかないと、それ以上には行けない」と。ごもっともだなと思いました。それで、「なにくそ~」と思いながらも頑張っていました(笑)
本当に忙しくて大変だったんですが、でも先生が仰っていたのは「もっと上を目指すのであれば、忙しい治療院で修行しておかないと、それ以上には行けない」と。ごもっともだなと思いました。それで、「なにくそ~」と思いながらも頑張っていました(笑)
S:その後はどこかで修行されたのですか?
岡本さん:
その後は、吉祥寺の病院の東洋医学科でアシスタントをさせて頂いて、自分自身も美容の方向で鍼灸をやりたいという思いが強くなってきて、それで、ある時にフランスで「ワールドアンチエイジング学会」というのが開かれるというのを聞いたんですよ。それで、行ってみたら、顔に鍼を打ってリフトアップしたり、そのような事例があったので、「あ、やっぱり美容にも鍼灸は良いんだ」という事を思って、それで、その学会で知り合った方と、千葉の病院の中で間借りをさせて頂くような形で美容鍼灸をやり始めました。
その後は、吉祥寺の病院の東洋医学科でアシスタントをさせて頂いて、自分自身も美容の方向で鍼灸をやりたいという思いが強くなってきて、それで、ある時にフランスで「ワールドアンチエイジング学会」というのが開かれるというのを聞いたんですよ。それで、行ってみたら、顔に鍼を打ってリフトアップしたり、そのような事例があったので、「あ、やっぱり美容にも鍼灸は良いんだ」という事を思って、それで、その学会で知り合った方と、千葉の病院の中で間借りをさせて頂くような形で美容鍼灸をやり始めました。
S:そこでは何年くらいされたのですか?
岡本さん:
3年くらいです。その後、ミッドタウンの美容皮膚科の中で鍼灸をさせて頂く形になり、そこでも3年くらいさせて頂き、その後にこの治療院「ハリーク」を開業しました。今から6、7年前は「美容鍼灸」というものの認知が全然無かったのですが、徐々に雑誌やメディアなどに取り上げて頂いて、今は美容を通して鍼灸の良さを知って頂いている次第です。
3年くらいです。その後、ミッドタウンの美容皮膚科の中で鍼灸をさせて頂く形になり、そこでも3年くらいさせて頂き、その後にこの治療院「ハリーク」を開業しました。今から6、7年前は「美容鍼灸」というものの認知が全然無かったのですが、徐々に雑誌やメディアなどに取り上げて頂いて、今は美容を通して鍼灸の良さを知って頂いている次第です。
S:すごいですね。鍼灸の普及だけでなく、美容を取り入れる事で、鍼灸のイメージアップにも貢献されたのですね。
治療院の中に入ると、高級ホテルのような空間が広がる。治療を受ける前からリラックスが出来る。 |
次回は、「美容鍼灸ではどんな要望が?」、「来院される多くの女性の症状」などをお伝えしたいと思います。
*インタビューの内容に関しましては、スタッフと専門家の個人的な主観や感覚的・経験的な話などが含まれております。絶対的な効能効果を保証するものではないため、あくまで参考としてお読み頂ければ幸いです。
今回取材させて頂いた、麻布ハリーク様のご紹介です。
治療院名:美容鍼灸サロン 麻布ハリーク
住所:東京都港区麻布十番1-10-3 モンテプラザ麻布301号室
連絡先:03-3588-1328
診療時間:月~金 11:00~21:00 土・日・祝 10:00~18:00
ホームページ:http://harieq.com/
*その他詳しい情報は、ウェブサイトでご覧ください。